「卒業」

ちょっと厳しい（？）お母さんに連れられて尼森のe-swimへ来たのは小学１年生かな？
田村コーチの顔を見たら・・と言うより、もうすぐレッスンが始まるぞ！という時には
毎回、目がウルウルしてた💦
何事も「一生懸命」やる。何事も「頑張る」小さい頃から「頑張りやの選手」
そんな子供やから、イケイケで小学生から強かった。
練習では何度泣いても、やり直しをしても、、踏ん張る子供やった。けど・・・

そんな状況が一変したのが「コロナ」やったかもしれん。今、思うと・・ね。
そこのせいにはしたくはないけど低迷が続いた。その期間、周りの選手には置いてきぼりにされた。
ふてくされる、楽しくない、やりたくない、不安・・・そんな時間がしばらく続いた。

そんな時さ・・コーチとしてどうする？？
本人がやりたいと言うなら、やってもええで・・・と言うのは、違う❢❢
競泳の選手としてそれに費やす、時間とお金と尽力を考えると、そんな中途半端なことではない。

「やる気がなかったらいつでも辞めてもええよ・・」と言う意見も間違ってる。
そんな‥心にもない様な事を話しても、中途半端な慰めにはなっても力になる言葉ではない。

黙って・・・見てるだけ・・・も、それまた違うと思う。

よく言うでしよ。
「人間には乗り超えられない壁はない。壁があるから乗り越えようとして成長できるもの」と。
そんなんね・・・大人でも会社で何かが起きたら、病んでしまったり、出社拒否なんてあったり
する中を、ましてや・・・まだ１０代のガキンチョが感じられるわけはない。

なら・・・どうする？？？？エーコは基本に戻る❢❢❢
・・・「やらせる」しかない「鍛える」しかない・・・
「やったら出来るかも？」と思わせるような、「もしかしたら・・」と、思えるように
コーチとしては、選手を鍛えるのが一番大切やと今でも思う。

先日、エーコの尊敬する井村先生と電話で話した際に言ってた。
「私ね・・この前チョット中学生を指導したんよ。中学生なんか指導したらやっぱり
怖いわ～～（当たり前！！）　プールで一番大きな声で怒鳴ってたわ・・」と言っていた。kekeke
「怖い」って・・・今時ではない。今では「通じる」言葉ではないかもしれんけど・・・・
やはり、その根底には『強くする、何とかする』気持ちの強さやと思う。

また・・・プールで会ったら・・昔の田村コーチのように「怖い」かもしれん。
ちょっと早い「卒業」で、送る言葉は「頑張れ❢❢」