初体験では・・

昔から・・中学生になった子供には「これからも水泳を(スイミングを)続けるのか?」を確認する。
小学生時代から、ずっと続けて来たから?、他に何もないから?、ただ何となく辞めない・・と
新しいものも考えず、ただ、そのままの流れの中でスイミングスクールを続ける・・というのは
エーコ的には NO THANK YOU!!
そら・・スクールとしたら(企業ならば!)辞めさせる事は絶対にしない。「会員」としてね。
けど、お遊びの水泳は小学校で「卒業でええやん!」と昔から思っている。
自己ベストを求めるのが水泳(競泳)なのだから、0.1秒でも、0。5秒でも速くなればいい??
それで、毎日の時間を、中学生にもなって費やすことが大切なのかなぁ???って、思ってる。
その考えは、昔も今も変わらない。

中学生になって水泳を(スイミングで)続けるのであらば、犠牲にするものの大きさと・・
その先で、得るものの大きさを考えるべきだ。ただ、何となくでは、時間がもったいな過ぎる❢❢
勉強をしっかりとして、いろんな部活の中で水泳を続けることを選ぶことの「意味と価値」を自覚
して、100%の両立が基本だと思っている。
(と言っても・・・子供が何時、テストなのかも・・知らないけどね・・(・∀・))

今年もそんな子供がいた。水泳継続する、選ぶ「意味と価値」をきちんと考えさせた。
個人競技である限り,100%自分の競技成績がそいつの全てであって、、、
ただこちらの都合で、一緒にグループで指導してる訳でして、個々の目標や、目指すもの、考えは
全て同じ訳ではないし、そこは皆が皆に理解をさせていないとおかしくなる❢❢

運動神経はゼロ!体格は小学生以下・・・の中学生1年生。
一人は・・以外にも・・プルが強かった。
一人は・・ただ、ただ、一生懸命にやる。

そんな二人を・・しごきにしごきまくって、人生初の「1500m自由形」に出した。
これしかないんだぞ❢❢❢❢状態で練習をさせて来た。
けど、田村コーチの1500mの練習なんてこなせる訳がない。
毎日毎日ぶっ潰れて、怒鳴られフラフラで本数も数えられず、ヨタヨタ状態になっていた。

そんな二人のレース後の感想が・・「楽しかった」と書いてきた。

そっか・・「レースが楽しく感じられた」のは、やらせて良かったかも。まだまだ頑張れるかも❢❢
が・・・その2年上の1500mのレースに出る選手は言った。
「僕も最初の頃は1500mのレースが楽しかったんやけど・・」と苦笑い。
まぁ・・どちらにしても、1500mが短く感じること、泳ぎ切れる体を作ることが大切なこと。
たった「1500m1本やん」と、思えるようにしてやらなあかんけど、、、
これが一番コーチとしては「し・ん・ど・い」ことやネン。

1500M自由形と言えば・・思い出すのは・・やっちゃんのUSCでの1500m自由形のレース。
エーコがまだ、ディスタンストレーニングの経験もなかった頃・・・
アメリカ遠征の初日に・・
「去年は、1500m好きやったけど、今年は泳ぎたくないんです!」と言って来た。
「何??それ??」からスタートした。けど・・練習は思い切りさせて、何度も怒って・・
合宿中も葛藤を繰り返していた。
そんな中・・
レースでは、100m のラップをずっ~~と1分01秒でマシンのように泳いで来た。
・・その必死さと、力強い泳ぎを見て「鳥肌が立った」
「人間て、こんなに力が出るんや、こんなに頑張ることが出来るんや!!」
とメチャクチャ感動したものだった。

確かに、30秒以下で決まる種目と比べると・・何十倍も泳ぐし、その為の練習となれば・・
ハッ~~とため息が出るのは当然のこと❢❢けど・・「練習は嘘をつかない」のも事実。
まぁ・・これからもため息を付きながら・・やらせるっか❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢

梅雨に突入したのに、今日は太陽が出てる。
これからは・・週末だけ!晴れたらええんよ(≧▽≦) ハイ❢❢❢

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