「親の成長」

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春の桜も・・もう葉桜になった。新学期が始まったということは、新しい学年になる。
社会なら・・新入社員➡一般社員 への変更(名ばかりの)はあるけど・・それ以上になると、ただ1年を
過ぎただけになる。そうやん・・なかなか「変化」というものはないし、感じられないよな。
なので・・エーコは、桜が咲いてるのを見るたびに「何かやらなあかん!」とは思うことにしている。
面白いかな??今年のエーコのテーマは「美と健康」なり😊

子供が、小学6年になる、中学3年になる、高校生になる、高校2年、3年になる・・・時には
保護者はいろいろと考え悩むようだ。
このまま水泳をやらせてもええんかな?この子は水泳をしたままで学校に、進学に支障はないのかな?と。

学業はマーマ―の成績である。水泳の成績は全国大会には程遠く、かといってメチャクチャ遅い❢でもない。
要するにまだまだ、中途半端な状態。ただ、、、ここ数年の本人の「人としての成長」は著しく・・・
要するにヘナチョコだった奴が、一本の「筋の通った奴」に変身した。
しんどい練習をこなし、ボロクソ言われても、凹んでも、毎日、毎日休まず、遅れずにプールに通ってきた。
気が付いたら・・ホンマにしっかりした奴になって来た。親は何時でも「勉強が下がると水泳は辞めさせる」
そう・・・当たり前のことを言い続けて来た。
根性の座った奴だったら、、もちろんやりたいことを続けるためにどちらも頑張ろうとする。

来年が受験の年になると・・水泳をさせてることに不安にもなるし、勉強をしてくれる方がただただ
「安心」になる>>> これも当たり前のこと。

保護者と話をするに時に、最初に聞くことがある。(家の方針・・やな!)
「医者の家系なら、どんなことしても医者にせなアカン。どこどこ大学に入れなければならない、それが家の方針
なのであれば、必ずそこの大学へ行くようにしなければならない。」
・・・・親としてそんな考えですか?」
それとも・・
「本人がやりたいように、好きなことを頑張らせてやることに協力してやりたい(但し、勉強はしない訳ではない)
、頑張りたいことに応援してやりたい・・それが家の方針ですか??」 と。
ストレートに両親の前で聞くことにしている。
スイミングのコーチとの話なら、ほとんど母親➡父親になるけど、そんな面倒くさいようなことはしない。
一緒に話をするのが一番ストレートで伝わりやすいやん。なので・・昔からそのようにして来た。

父親は子供の将来のことを考えるのが常。
母親は今の子供の意見を尊重し、応援してやりたい・・と考えるのが常。

そこで・・必ず、ぶち当たることがある。
「このまま水泳をやらせていても大丈夫なのか??」と。水泳だけで一生は行けない・・・。
と親として思うのも当たり前のこと。

けど・・・そこで思うのが・・・「親としてのキャパ」がどれぐらいあるのか??
どれぐらい子供に対して「信頼と信用、そして期待・・」を持てるのか??
と言うこと。

子供がやってることに対して「失敗したら可哀そうだ・・」から「悩んでる姿を見てられない」から
水泳を辞めて行く子供、保護者もたくさんいた。それも・・仕方のないことだと思っている。
けど・・その反面
「親として出来るだけのことをして、子供のやりたいことや目標に向かってる姿を必死で応援する親」
も、もちろんたくさんいる。
けど・・・そうなって行くには・・親が子離れをして、見守る、という姿勢に変わって行かないと
なかなかうまくは行かない。子供は親の感情をメチャクチャ感じて、日々生活をしてると思う。
ましてや‥うるさい、怖い親に対してなど・・・小さい頃からの感情はなかなか変わることはない。

なら・・・

やっぱり、親が変わってやらなければあかんよな・・・。何をどうすることが変わることなのか?は
一言では言えないけど・・・
子供から親に対して、ざっくばらんに「水泳の話」が出来たり、「今さ・・こんなことで・・」
と言う会話が出てきたり「今日、コーチがさ・・」とか何げない話が出て来ることが、大切な関係やと思う。
うちの子は何時も、プールのことを全部話しますよ~~と言う親もいる。
それ、違う❢❢❢ あなたが、子供に対してそうさせて来て、それが子供の日課になってるだけやん❢❢
それこそ・・
親が・・・自分の中(自分の囲いの中に)に子供を入れてしまってるぞ❢❢
子供はもっと、もっと大きくなる要素があるぞ❢❢
親としてもっと「余裕」を持てるように「キャパ」を拡げなあかんやん❢❢
なんて・・思う。
なぜなら、子供は中途半端ではなく必死でやってるねん。
それでも・・思うように結果の出ないこともある。結果を求めるのが、求められるのが競泳=スポーツとして
当たり前のことやけど、、必死でやる姿の何処かにも大きな成長と、将来、必ず役に立つものがある❢❢
やりたいことをやらせてやる「勇気と信頼」って何よりも強い大きな「力」になるものだと思う。
それを保護者にも理解させることが大切なコーチの役目でもあるかもしれない。
もちろん「個人スポーツ」故の、目標達成まで必死のパッチで頑張ること、頑張らせることが大前提で・・・ネ。

まだ・・綺麗に咲いてる桜も・・・あるわ(#^^#)
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