「人質」やから・・な。

あくまでも!田村コーチの考え!と最初に伝えておいて・・のブログです❢❢

競泳コーチをして今年で40年になる。コーチを始めて最初の頃は『全国大会に選手を出したい❢』
と思って頑張ってた。メチャクチャ頑張るコーチだったので 厳しいよりも『怖い』と言われた。
けど・・本人的には『試合が怖いよりもコーチが怖いほうがええ!!」と自負していた(@_@)
ジュニアの選手の場合は、家から(自宅)から通ってスイミングスクールへ行くのが常になる。
その時代は・・『コーチの言うことは何でも利くのに、親の言うことは全く利きません!!」と
言うことをよく耳にした。

そんな保護者は全てをコーチに任していた。

人間形成も?競技内容も、練習も生活も学校のことから、進学のことまで・・全てを任していた。
けど、最近は・・そんな事も少なくなったと感じる。
コーチの言うことが全てで、親よりも先生よりもコーチが偉大だ(すごいんや!!)
・・なんて思ってるような子供も少なくなったかもしれない。(もう・・おらんやろ???)

親の年代が違うから・・・もある。親の育ってきた環境の違い・・・もある。時代背景もある。
コーチへの期待の違い・・もある。コーチへの信頼の違い・・もある。

選手は子供で、コーチと保護者が大人だとしたら・・・保護者からすると子供を『人質』として
差し出してるような気持になることもあると思う。いや・・当然!あるはず。
学校ではないし、義務教育でもない。
要は・・「水泳の塾」に行かせてる訳で、勉強でもない 特別な習い事になる。

な・ら・ば・・・親の立ち位置がコーチとの関係を作る上でとても重要な所になると思う。
昔々の、キョーレツな時代の田村コーチにある保護者が言った。

『田村コーチに預けてることは、子供が人質と同じでしょ』と。
一瞬・・エッ??とは思うものの『この母ちゃん、上手く言うよな~』 と、感じたものだった。

選手と一緒に寮生活を経験した時に感じたのは・・その逆??で
「やはり保護者は敵やった!」だった。
親元を離れた寮生活では、選手自身が全て自分で考えて選んで、選択をして物事を進める。
保護者の意見は一切関係なくなり・・
「こんなことがあって、こんなことになって、こんなふうになってん・・」と言う結果報告になる。

けど・・最近の保護者はちょっと変わってきてるかも?しれない。
自分の「趣味」が、やりたいことが選手の大会の応援に行くことであり、一家で選手の応援をして、
頑張ってます!!という頑張る光景を多く見受けることがある。

親の役目が『頑張ること』になり、子供の前を歩いてしまうようなことも平気でしてしまう(@_@)
そうなってることも・・何も気づかず、何も分からず、意見もされず!進んでしまうことが多い!
学校なら区域で決まってしまう。けど、スイミングスクールなんて山ほどある現状。
ならば・・
人質を預けるのなら、思い切って預けられるような所で、強い保護者にならなあかん
でしょ!!と・・・感じるよナ(^ω^)

日大のアメフト事件を見ると・・・ン~、昔はこんなこともあったっけ??なんて(今はもう時効)

全国ジュニアの前々日に、ぶっ飛ばしたキックバンが避けた選手の耳に当たってしまった。
翌日、練習前に選手と母親が一緒に来た。・・鼓膜に傷がいっている!という(@_@)
「コーチ、気にせんと泳がせて下さい。子供の鼓膜は再生するでしょうから。ただ、今度、同じとこに
あたったらあかんから本人にも注意をするように言ってますので・・」と言われた。
選手もエーコに「すみません・・泳がして下さい!」としか言わんかった。

謝るとか、気にするとか、凹む・・・そんなことではない・・
『一つの教えを請うた』ような気がした。